北九州の街をゆっくりと歩いてみませんか

“小倉城下”について

 永禄12年(1569)、中国地方の毛利氏が現在の小倉城のある場所に城を造り、慶長7年(1602)、細川忠興が今のような城を造りました。
 忠興は城下町繁栄策として、諸国の商人や職人を集めて商工業保護政策を実施。外国貿易も盛んにし、同時に祇園祭りも誕生させました。
 細川氏が熊本転封の後には、播磨国明石から細川家とは姻戚関係にある譜代大名の小笠原忠真が、寛永9年(1632)に15万石の大名として入国。小倉・小笠原藩は、将軍・徳川家光から九州諸大名監視という特命を受けていました。
 江戸時代から九州の玄関口であった小倉は、大変賑わいを見せていました宿屋が集まっていた。京町・室町付近(JR小倉駅から西小倉駅付近)には、小倉織(木綿の織物で当時の小倉藩の特産品)を売っている店もありました。

ちょっと歩いてみませんか!

■東曲輪コース(所要時間 約2時間)
 小倉駅を出発点にして、北九州最大の町並みの賑わいと、その周辺に点在する数々の名所旧跡、文化財に、都会の中に潤う歴史ロマンを味わっていただきます。


■西曲輪コース(所要時間 約2時間)
 西小倉駅を出発点にして、懐かしさの残る落ち着いたたたずまいの旧長崎街道から、小倉城の本丸を目指します。


■足立山麓コース(所要時間 約2時間)
 豊かな緑に囲まれたコースです。伝説あり、歴史あり、森林浴がおまけに付いた、小倉の文化の郊外スポットです。