小倉北区室町二丁目2-1 リバーウォーク前
旧小倉県庁跡(小倉警察署)
旧小倉県庁跡
リバーウォーク北九州の向かいの室町側に、旧小倉県庁跡の案内板と木造2階建ての趣のある建物があります。かつての小倉県庁舎の一部が残っているものです。
小倉県は、廃藩置県にともない明治4年(1871)11月に成立しました。同年4月に県となっていた旧豊前国の豊津県、千束県、中津県と、明治2年(1869)から日田県直轄になっていた企救郡を統合したもので、県域は、現在の門司区、小倉北・南区から京筑、中津市、宇佐市くらいまでになります。
その後、明治9年(1896)に福岡県に合併されるまで室町に小倉県庁がありました。合併後の庁舎は裁判所、警察署として使用されましたが、民間に払い下げられ現在に至っています。