小倉北区城内2-1
横山白虹句碑
横山白虹の13回忌を記念して、俳誌「自鳴鐘」同人や北九州文化連盟関係者の尽力により建立されました。
白虹は、北九州市が誕生の折に、北九州文化連盟を創設し、20年間会長をつとめました。
平成7年建立。 「霧青し 双手を人に さしのばす」
●横山 白虹
(よこやま はっこう)1899~1984
社会性・現代性を重視する現代俳句協会の会長を6期務めた俳壇の雄で、「自鳴鐘」を主宰。
父は山口県出身の評論家健堂。九大医学部時代に「九大俳句会」の創設メンバーの一人で、その後、吉岡禅寺洞の俳誌「天の川」に参加して、編集を担当しました。
以後、小倉に住居して、斬新で実験的な「定型の抒情詩」を目指しました。川端康成、安西冬衛、山口誓子、杉田久女、橋本多佳子、竹下しづの女、神崎縷々、篠原鳳作などと、交わった友人も多彩です。合併直前の小倉市議会議長、地域の文化界のリーダーでした。
本名 横山 健夫。