北九州の街をゆっくりと歩いてみませんか

小倉北区清水五丁目8-7

本就寺(日蓮宗)

 天正年間(1580)頃には、既に紫川の西岸(現在のリバーウォークの場所)にありました。 そして、天正15年(1587)毛利勝信が小倉城主になった時この寺を菩提寺としました。その後、小倉藩主となった細川忠興は、慶長7年(1602)小倉城の二の丸を建設するに当り、この寺を米町へ移転させました。昭和19年、戦時中の強制疎開により現在地へ移転しました。
 寺には、豊臣秀吉が食事したという「太閤膳」と、秀吉の東帯姿の画像が大切に保管されています。秀吉は、文禄元年(1592)、関門海峡を航行中に座礁、難を逃れた秀吉は小倉に上陸しこの「太閤膳」で食事をしたので、それを拝領したと云われています。

【アクセス】 バス停、真鶴町より徒歩8分