小倉北区清水四丁目7-14
清水寺
創立は、大宝3年(703)で聖武天皇の勅願所として、豊前国企救の御堂と呼ばれていました。当初は、現在地から南の高所にあったと伝えられている真言宗のお寺です。
慶長7年(1602)小倉城の築城に際し、藩主細川忠興は、城の裏鬼門に当る現在地に、寺院を建立し本尊観世音菩薩(千手観音菩薩)を移しました。また、藩の祈祷寺として寺禄150石を賜りました。寛永9年(1632)入国した小笠原忠真も深く帰依し、本堂、弁才天堂等7堂を新築し祈願所としました。
慶応2年(1866)長州との戦い以後廃頽しましたが、明治45年本堂が再建されました。