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小倉北区菜園場二丁目2

愛宕神社

 小倉藩主細川忠興は、慶長7年(1602)小倉城の築城にあたり、城下町を望む西側、不動を祀り不動山と言われていた小高い丘の上に愛宕神社を建立、それ以後この山は愛宕山と呼ばれるようになりました。
 その後、小笠原藩2代藩主忠雄は、延宝7年(1679)愛宕山麓に妙行寺を建立。それ以降、愛宕神社は寺の抱持の神社となりましたが、明治時代の神仏分離によって、明治3年到津八幡神社の末社となり妙行寺は廃寺となりました。
 また、参道の石段は、小笠原藩厩組の惣右衛門が老人や子供達でも参拝しやすくするため、天明8年(1788)から文化9年(1812)の25年間をかけて集めた浄財37両余りで造った131段の石段が基となっています。

【アクセス】 バス停、愛宕神社より徒歩5分