八幡東区川淵町二丁目1-1
荒生田神社
荒生田神社は水神社・明神社の二社を合祀した神社です。
水神社は、彌都波能売命をご祭神として慶長2年(1597年)、時の庄屋によって岩渕堰の取水口(現七条橋近く)に農業の守護神として祀られました。その後、元禄年間(1688年ごろ)に医療と酒造の神、少彦名命が併せて祀られました。
明神社のご祭神は藤原広嗣公で、天平12年(741年)に板櫃川の合戦で破れた広嗣公を住民が川上(現在の八王寺橋付近)に、荒武党明神として崇敬し祀ったのが起源とされています。
明治政府の神社合祀政策によって明治35年、荒生田村の水神社と明神社を合併し、到津八幡宮の末社として社名を荒生田神社と改称しました。現在の神殿・拝殿は昭和11年に大改築されたものです。