北九州の街をゆっくりと歩いてみませんか

八幡東区祇園町二丁目5-1

仲宿八幡宮

 第14代仲哀天皇の皇后・神功皇后は、香椎の宮で病没された天皇の御代わりに、第15代応神天皇を身籠られながらも、軍臣の動揺を考えられ、天皇崩御を秘匿し、男装して三軍を率い、新羅の国朝鮮半島に出兵、所願を成就されました。
 九州入りした神功皇后は、ご神託によって航海後、船の帆柱を取り替え、この地に忌宮を造営し、天神地祇を祀り滞在されました。
 「南に帆柱山を仰ぎ北に洞の海を望む海陸の便の良い所、この地に今し中宿りせむ」として皇后がお休みされた場所が、現在の仲宿八幡宮とされています。
 この地に天神国神を祀られ、国の安泰を祈願された後も、村人たちは祠を建立、氏神として祀り、年々お祭りを続けてきました。
昭和17年に造営した檜造りの神殿・祝詞殿などは戦災で焼失。現在の近代的な社殿は昭和36年に造営されたものです。
 相殿は祇園本宮・八束髪神社です。京都で天禄元年(970)に初めて官祭として祇園祭が行われ、祇園祭の風習が国中に広がりました。この地の花尾城主・麻生氏も元久2年(1205)に祇園祭を開いて悪疫退散を祈願。郷内の祇園祭の発祥の地となりました。(参考=北九州青年神道会HP「北九州の祭り~歴史探訪~」)

【アクセス】 JR八幡駅から徒歩15分(バス停、祇園一丁目から徒歩3分)