八幡東区高見一丁目1-1
高見神社
約10万平方メートルの広大な鎮守の森と桜の名所に囲まれた高見神社は、 19柱の神様を祭る由緒深い神社です。
神功皇后が、新羅・百済・高麗に守護軍を派遣した際、岡(旧遠賀郡)県主・熊鰐は山口県豊浦まで迎え、御船に三種の神器を奉り、洞海湾まで導き、湾岸の小山・大字尾倉字高見(現スペース・ワールド西側)に戦勝祈願のため、高祖神12柱を祀ったのが創始と伝えられます。以後、県主や歴代城主らに厚く庇護され、江戸時代には高見大神宮と称されました。
明治29年(1896)、官営八幡製鐵所の建設に伴い一時、春の町の豊山八幡神社に遷移されましたが、昭和8年(1933)、平成天皇ご誕生と日本製鐵株式会社発足を慶機に10年がかりで現在地に社殿を建立、遷移されました。その後、若宮社など3社の7柱が相殿に祭られ、ご祭神は19柱となりました。
社殿は、近代化遺産にあげられており、このHPの同項目で紹介しています。 鎮守の森は常緑広葉樹が主体で、野鳥の宝庫でもあります。毎年1月、八幡製鐵所や関連会社が開く新年安全祈願祭は恒例行事となっており「ご安全に」の声が境内に響きます。氏子は八幡製鐵所並びに高見地区。