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門司区旧門司一丁目7-18

甲宗八幡神社

 

 甲宗八幡神社は貞観2年(860)に清和天皇が創建したと伝えられています。
神功皇后が三韓出兵の際着用したとされる兜を神体としていますが、50年に一度行われる大祭でしか拝観できません。平成20年(2008)の大祭の後は50年後の2058年となります。
 第2次世界大戦中、空襲により社殿が焼失しましたが昭和37年(1963)に再建されました。

 

本居宣長歌碑

 大正13年12月建立。
参道石段上り口の左側にあります。「海の外 おきつちしまも天皇(すめらぎ)の 稜威(みいつ)かしこみ いつきまつらふ」とあります。
 境内の社務所裏手には、平知盛の墓があります。平知盛は壇ノ浦の合戦で平家一門、安徳天皇・二位尼の入水を見届け、「見るべきほどの事をば見つ。今はただ自害をせん」と言い、乳母子の伊賀平内左衛門家長と鎧二領ずつを着て、手を取組み、ともに入水を遂げたといわれています。

 【アクセス】 JR門司港駅より和布刈方面に車で8分(バス停、甲宗八幡宮前下車)