若松区本町三丁目13-1 若松市民会館
火野葦平資料館
若松市民会館の中に常設され、火野葦平ゆかりの品々が紹介されています。復元した書斎のほか、原稿、書簡、日記、従軍手帳など遺品が多数展示されています。(入場料:無料 )
●火野 葦平
(ひの あしへい)1907~1960
昭和を代表する文学者。若松の石炭仲仕業の家に生まれ、劉寒吉、岩下俊作らと小説を書き始め、中国戦線従軍中の昭和13年「糞尿譚」で第6回芥川賞を受賞しました。「麦と兵隊」などの兵隊三部作で一気に流行作家へ。
戦後一時公職を追放されましたが、その後も北九州を離れず、「花と龍」「ただいま零匹」「革命前後」などで精力的な創作活動を続けました。同人誌「九州文学」のシンボル的な存在でした。
本名 玉井 勝則