八幡東区東田二丁目2-11
北九州イノベーションギャラリー
北九州市が一世紀以上にわたり工業都市として歩んだ中で蓄積したものに、3つの大きな資産があります。それは「人材」「技術」「産業遺産」です。その「資産」を活用しながら、①人材の活用・育成②産業技術の保存継承③イノベーションの機会創出――という3つの事業に取り組むことを活動目的に掲げています。
場所は「いのちのたび博物館」の東側で、敷地は2.4ヘクタール。建物は延べ面積3,100平方メートルのかまぼこ型で、19年4月21日のオープンしました。南側にはすでに「環境ミュージアム」があり、この東田地区を自然史、歴史、環境、産業科学の4つの博物館を集めた場所にしようという大きな構想が10年がかりで完成しました。
イノベーションとは、技術革新にとどまらず「革新」「新機軸」も指す広い意味があり、通称「北九州イノベーションギャラリー」(正式名は北九州産業技術保存継承センター)になりました。18年10月には、国立科学博物館と連携協力協定を結びました。
施設内には企画展示ギャラリーのほか講演会やセミナーに使うスタジオなどがあり、教育・調査・研究・展示・資料収集などの活動が続けられます。