門司区西海岸一丁目
軍馬の水飲み場
昭和6年(1931)の満州事変勃発から第二次世界大戦までの長年にわたり、日本全国の農村から農耕馬が軍馬として徴発されました。
軍馬は門司港から遠い戦地へと渡って行き、その数は100万頭にも及ぶといわれていますが、それらの軍馬たちは再び故国の地を踏むことはありませんでした。
軍馬の水飲み場は、日本に別れを告げる最後の水を飲んだ場所です。当時は西海岸周辺に10ヶ所の水飲み場がありましたが、現在ではここウォーターフロントプロムナードに残されたものだけとなってしまいました。
【アクセス】 JR門司港駅下車