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小倉北区小文字一丁目

五百羅漢

 メモリアルクロスの横の林の中の小道の脇に五百羅漢があります。
 小倉京町の商人新屋幸助は、広寿山福聚寺境内の北谷、狐岩の場所に五百羅漢の建立を藩に願い出て、天明5年(1785年)許可がおり同年9月に石仏群の一部が完成しました。その後、子供の利昌が父の遺志をつぎ、寛政4年(1792年)に完成させ、広寿山福聚寺11代住職千巌和尚が開眼の法要を行ったと云われています。
 大半の像が、首を折られていますが、これは幕末に長州兵によって首をおとされたとか、また明治初めの廃仏毀釈によって生じたとか言われていますが、定かではありません。

【アクセス】 バス停、大谷池より徒歩13分