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門司区大字黒川東一丁目8

殿墓

 18基の五輪墓が並んだ殿墓は門司区黒川東の竹林のなかにあります。寿永4年(1185)平家の武将平休意は黒川を拠点に源氏との戦に備え、宇佐八幡宮に戦勝祈願に行きました。その帰途で平家一門は既に戦に負けたことを知り山中に潜み隠れ棲みました。
 そして平家残党の探索が緩んだのを知ると、この地に出てきて農業に従事し、その一方で討死した一族の墓を集めて供養しました。それを殿墓といいます。
 その後休意らは源氏の目をはばかり「八木田」と改姓しました。

【アクセス】 バス停、八木田前より徒歩2分