八幡西区石坂二丁目8
石坂の急坂
江戸時代、この地は長崎街道の黒崎宿と木屋瀬宿の間にある難所でした。 下石坂への道は現在階段になっていますが、急坂が残っています。
黒崎方面の地形は、現在その面影を知ることも出来ませんが、かつては小嶺インターチェンジ付近から山を登り、頂上から「アケ坂」という急坂を下り、さらには「中の谷」の谷底から上石坂の急坂を上るという難所でした。このため大名でさえも駕籠を降りて歩いたといわれています。
この石坂の頂上には、諸大名や長崎奉行などが休息した「立場茶屋銀杏屋」があり、その周辺には茶店などがありました。
【アクセス】 バス停、小嶺台より徒歩5分