小倉北区長浜町2
門司口門跡
京町の通りを東に突き当たり、左折して海岸の石垣まで来て反転して門をくぐる。
門を出て外堀の砂津川にかかる門司口橋は、今もそのままの位置で長浜に向かう。
この道は江戸時代の参勤交代にも使われました。九州諸藩の大名は、常盤橋周辺の本陣で一泊し、明朝、京町筋を通って大里へ向かいました。
小倉では最も重要な道なので、昼夜常に開門しており、番所には数人が交代で勤めていました。門の内側には数軒の寺が並んでいましたが、げんざいでは「西顕寺(さいけんじ)」と峯高寺(ほうこうじ)の跡に来た「生往寺(しょうおうじ)」だけです。