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門司区大字門司

門司関址

 和布刈神社の一の鳥居そばにある、小さな公園の中に門司関址の石碑が建っています。その昔門司は都と太宰府政庁とを結ぶ重要な地であったため、大化2年(646)に「門司関」を設けました。関所では海峡を往来する旅人や船等を調べたり、都と太宰府を行き来する役人の世話や駅馬を置いていました。
 しかし武家が勢力を持つ鎌倉時代に入ると関所の役割は門司城へと移るようになり以降は門司関は関所としてではなく地方名として残るようになりました。

【アクセス】 バス停、旧門司二丁目より徒歩2分