門司区港町1-7(旧門司三井倶楽部2階)
旧門司三井倶楽部
旧門司三井倶楽部の2階には門司生まれの作家林芙美子を記念した資料室があります。生前愛用していた物等で構成した書斎を模したところや、自筆の手紙、原稿などたくさんの展示品によって芙美子の実像に触れることができることでしょう。
入館料は100円です。
●林 芙美子
(はやし ふみこ)1903~1951
「花のいのちはみじかくて-」の林芙美子は代表作「放浪記」で、明治36年、下関に生まれと書いていますが、現在の門司区小森江で出生したことが、地元の研究者によって明らかになっています。その後も下関と門司を行き来しています。関門海峡がその故郷でした。
昭和4年、6年には講演のため門司を訪れています。
昭和前期の社会を背景に市井の女性の哀歓を綴った、「晩菊」「浮雲」「めし」などの作品があります。
本名 林 フミ子。